― 牽引・ギプス生活を乗り切るために ―
発育性股関節形成不全(DDH)の治療で、
わが家は
- 水平牽引:3日間
- 垂直牽引〜ギプス固定:3週間
の付き添い入院を経験しました。
入院生活は、赤ちゃんのお世話だけでなく、
親の体力・気力も想像以上に消耗します。
今回は、そんな入院生活の中で
「これは本当にあって助かった…!」と感じたもの、
そして逆に「持っていったけど正直いらなかったもの」を、
同じ治療を頑張っているママ・パパ向けにまとめました。
これから入院を控えている方の参考になれば嬉しいです。
入院中に本当に助かったアイテム
とろみのもと(加熱不要タイプ)

病院で提供される離乳食は、ほとんどとろみがありませんでした。
牽引中は基本的に寝た姿勢で食べさせることになるため、
- 口からこぼれやすい
- むせやすい
- 食べさせる側も気を使って疲れる
という場面が多くありました。
このとろみのもとは加熱せずにすぐ使えるので、
入院中は本当に大活躍。
「少しでも安全に、少しでも楽に食べさせたい」
そんな気持ちを支えてくれたアイテムです。
アンパンマンメリー
3週間の長期入院で、一番活躍したアイテムかもしれません。
もともと家にはベビージムがあり、それを持ち込んでいましたが、
月齢が上がるにつれて、
- 動くもの
- 音が出るもの
への興味が一気に強くなりました。
試しに大好きなアンパンマンのメリーを購入して持ち込んだところ、これが大正解。
- 飽きずに見てくれる
- 手を伸ばして触る
- 入院生活の良い気分転換になる
音源も、
ポップな音楽・オルゴール調・水の音など種類が豊富で、
音量調整が細かくできる点も大部屋ではとても助かりました。
- 日中はアンパンマンのテーマソング
- 寝る前はオルゴール
というように、シーンに合わせて使い分けていました。
ホワイトノイズ
大部屋では、夜中でも
- 他の赤ちゃんの泣き声
- ナースコール
- 足音や物音
など、どうしてもさまざまな音が入ってきます。
音に反応して泣いてしまうことが多かったのですが、
ホワイトノイズを使うことで、かなり軽減されました。
「せっかく寝たのに、音で起きてしまう…」
そんなストレスを減らしてくれた、心強い存在です。
キャンプ用マット(付き添い入院の必需品)
長期の付き添い入院では、必須アイテムだと感じました。
病院から貸してもらえる付き添い用ベッドは、折り畳みの板で、そのまま寝るのは地面で寝てるのと変わりません。なのでマットレスが必要です。
布団セットは有料で、1日1000円かかります。3週間となると結構な出費に。
ただ、乳幼児の付き添いの場合、
- 赤ちゃん用ベッドに付属している掛け布団は → 窒息リスクがあるため、ほとんど使わない
という事情があります。
そのため、マットさえあれば布団セットを借りずに済むことに気づきました。
購入時のポイント
- 病院のベッドは幅が狭い → 必ずキャンプ用サイズを選ぶ
- 空気だけで膨らむタイプ → 寝心地が悪く、寝返り時に音が出やすい
- クッション内蔵タイプがおすすめ
ちなみに私は選び方を間違えてしまい、
家にキャンプ用マットが2つあります…。
入院前に持っていったけど、正直いらなかったもの
離乳食用の食器
短期入院の時、「うちの子には病院の離乳食は量が多いな」と思い、
食べる分だけ取り分けてとろみを付けるために、小さめのお皿をいくつか持っていきました。
実際、娘が食べられたのは全体の5割ほど。
「食べる分だけ別皿にして、とろみの素を使おう」
と考えていたのですが……
実際はこうでした
離乳食はフタ付きの食器で提供されていたため、
- 本体はそのまま
- フタに食べる分を取り分け
- フタの中でとろみ調整
という流れで、十分対応できました。
結果として、持参したお皿はほとんど使わず。
しかも、使ってしまうと
- 子どもが寝ている貴重な隙間時間に
- 洗い物が増える
という、地味だけど確実にしんどい作業が発生します。
少しでも自分の休む時間を確保したい入院生活では、 洗い物を減らすことが本当に大事。
その意味では、離乳食用の食器は
「なくても全く困らなかったアイテム」でした。
ギプス・装具生活で役立ったアイテム
ダイソーの便利ベルト

ギプスや装具を装着していると、
ベビーカーの純正ベルトが短くて使えません。
病院からは
「牽引で使っていた包帯を3本使って三つ編みにした紐などで固定してください」
(=紐なら何でもOK)
と言われました。
ただ、ダイソーの便利ベルトなら、
- 結ばなくていい
- 長さ調整が簡単
- しっかり固定できて安定感がある
ので、圧倒的に楽でした。
大きめサイズのロンパース

ギプス・装具治療中は、ほとんど外出もしなかったので、
服装については
「風邪をひかなければOK」
くらいの気持ちで、正直あまりこだわっていませんでした。
ただ、家族写真を撮ったときに着せたロンパースは
90サイズで購入。
- お股のホックも留められた
- 装具を付けていても、きちんと着られた
ので、大きめサイズを選んだのは正解でした。
もっと色々試していれば、
装具を付けていても可愛く着られる服があったかも…と、少し後悔しています。
ちなみに家族写真で使用した衣装はこちらです。
靴下は娘がむちむちすぎて、商品写真ではニーハイ丈に見えますが、実際は膝丈くらいでした。
まとめ|DDH治療中の生活は「少し楽になる工夫」で乗り切れる
発育性股関節形成不全(DDH)の治療は、
入院も、自宅でのギプス・装具生活も、親にとって決して楽なものではありません。
「これで合っているのかな」
「他の子と違う生活をさせてしまっている気がする」
そんなふうに悩みながら、毎日を過ごしている方も多いと思います。
今回紹介したアイテムは、
特別なものというより、生活の中の小さな「しんどさ」を減らしてくれたものです。
- 入院中、少しでも安全に・楽に過ごすための工夫
- 大部屋や長期付き添いを乗り切るための工夫
- ギプス・装具生活でも、赤ちゃんと穏やかに過ごすための工夫
ほんの少し楽になるだけでも、
気持ちに余裕が生まれ、その余裕が赤ちゃんにも伝わると感じました。
病院や治療方針、赤ちゃんの月齢によって
必要なもの・合うものはそれぞれ違います。
この記事が、
「全部は真似できなくても、ひとつだけ取り入れてみようかな」
と思えるきっかけになれば嬉しいです。
今、DDH治療の真っ最中で不安を抱えているママ・パパへ。
毎日ちゃんと、十分すぎるほど頑張っています。
少しでも楽できるところは、遠慮なく楽をしてくださいね。


コメント