【体験談】牽引が終わってギプス生活へ!自宅での工夫と過ごし方

DDH治療

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長かった牽引生活がようやく終わり、次のステップであるギプス固定に入りました。

これでようやく退院し、家族3人で自宅での生活が再スタートです。

でも…退院したからといって、すぐに普通の生活に戻れるわけではありません。

ギプス生活にはギプス生活なりの工夫や大変さがありました。

今回は、私たちが実際に経験した「ギプス生活の工夫」と「過ごし方」をまとめます。


退院当日:最大の難関は「帰り道」

ギプスで股関節を大きく開いたまま固定されているため、腰下の横幅は普段の倍近くに。

そのままではベビーカーに乗れません。

ベビーカーに乗せる工夫

  • ベビーカーの座面部分にバスタオル6枚ほど詰めて底上げ
  • 赤ちゃんをその上に乗せ、便利ベルトでギプスとベビーカーを固定
  • もともとの股ベルトは長さが足りないため、ひもで延長して使用

ダイソーで見つけた「便利ベルト」が大活躍しました!

暑さ対策も必須

退院日は真夏日。

ギプスは通気性が悪く熱がこもりやすいため、ひんやりシート薄いタイプの保冷剤を使って熱中症対策をしました。


ギプス生活とお風呂事情

ギプス期間はもちろんお風呂には入れません。

代わりに、毎日以下の方法で清潔を保ちました。

体拭き&洗髪

  • ペットシート(防水用)
  • 大判カット綿
  • 風呂桶&百均のドレッシングボトル(ぬるま湯を入れる)

入院中に看護師さんから教えてもらったやり方で、ギプスの中の肌もできる限り拭き、赤みが出たら処方薬を塗布。

夏の酷暑だったので散歩は控え、涼しい室内で過ごしました。


ギプス中の離乳食はどうする?

ギプスになったからといって、すぐにお座りできるわけではありません。

医師からは「立てかけるような形で食べられますよ」と言われましたが、長時間は避けたいと思い、結局寝たままのスタイルで離乳食を続けました。

食べやすくする工夫

  • お粥は七分粥にし、お湯を足して食べやすく
  • 本来は角切りの時期ですが、むせやすい食材は小さめに
  • 卵黄は退院後に再開(今思えば粉末タイプを入院中から使えばよかった…)

ギプス中は無理に粒を増やさず、「新しい食材に慣れる期間」と割り切りました。


ギプス生活で変わったこと

最大の変化は…抱っこ解禁による甘えん坊モードです。

牽引中は抱っこできなかった分、解禁後はママの姿が見えないだけで泣く日々。

これが本来の赤ちゃんの姿なのかもしれません。

「今まで抱っこできなかった分、たくさん抱っこしよう」と決めました。


我が家のギプス生活スケジュール

時間内容
8:30起床
9:00ミルク
11:30〜12:00朝寝
12:00離乳食+ミルク
15:00ミルク
15:30〜16:00昼寝
17:00〜17:30体拭き+洗髪
18:00離乳食+ミルク
18:30〜19:00夜寝
21:00ミルク+就寝

1日1日があっという間で、1か月は本当に早く過ぎていきました。

次はいよいよギプスカットと装具編です。

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